阪急六甲にある
髪のお悩み解決のお手伝いをする
個室型美容室ジェイヘアーの
スタイリスト川島ゆみです
キューティクルの間にも
CMCがあります
CCMCのδ層(デルタ)と
β層(ベータ)の境界面に
ヘアカラーが染まりやすい
傾向があります
δ層(デルタ)の
ケラチンタンパク層には
シスチン結合があります
パーマのかかり具合や
ヘアカラーの発色に
影響が深いと考えられます
CMCには
非ケラチンタンパク質と
細胞間脂質
セラミド
18-MEA
コレステロールがあって
細胞間脂質は
角質の細胞
キューティクルやコルテックスの
細胞の間にある脂質で
細胞同士をくっつけて
剥がれにくくしています
また、細胞間脂質の一つである
18-MEA (18-メチルエイコサン酸) は
キューティクルCMCのみに
存在する極性脂質で
皮脂を毛穴から毛先まで
運ぶのに役立っています
このようにCMCは
接着剤の役割だけでなく
水や脂
パーマ剤やカラー剤などの
薬剤の通り路としての
仕事を請け負っているのです
カラーに関して言うと
CMCが不十分だと
カラー剤は髪の奥まで到達できず
表面に留まるため
カラーが落ちやすく
「くすむ」ことになってしまいます
CMCを髪のより内部へと
届けるためには
ナノ化(通常の10億分の1)した
小さいサイズのCMCが適してます
ですが
ハイダメージの髪にある
大きな空洞を埋めるためには
ナノ化CMCではなくより大きい
マイクロCMC(通常の100万分の1)
でコルテックス同士を
接着する必要があります
ハイダメージの方には
艶髪エステコースがおすすめです
髪の毛1本1本は細いのですが
その中にもいろんな
役割をしているところがあります
なんとなくでもイメージして
髪や頭皮に悪いことは
出来るだけしないほうがいいし
良いことは続けてあげると
艶のあるキレイな髪を
ずっと保ってあげられると
思います
いろいろな事を
ヘアサイクルなど
ブログの記事で
ご紹介させていただいてますが
私自身もちゃんとお手入れが
出来ているわけではなく
書きながら反省するところも多かったり
改めて調べてみて
とても勉強になる事もあります
何か1つでも共感して
いただけたり
今のお手入れにプラスに
なるととってもうれしく思います